不動産用語集 >> アスベストとは


アスベストとは
石綿のこと。
耐久力があり、溶融点が高く、安価で優れた性質を持つため、さまざまな用途に使用されている。建築素材としても、断熱材、保温材、耐火材が高いため、様々な用途で用いられたが、石綿の繊維を肺に吸入すると、肺がんや中皮腫の原因となることがわかり、現在は製造・使用等が禁止されている。一部の中古の建築物では不燃材等でアスベストを使用している場合がある。
よくある実例

最近の建物では利用しているものはありませんが、中古一戸建て・マンションなど多くで利用されてきました。ただし、仮にアスベストが使われている建物に現在住んでいたとしても通常はアスベストが固定化(飛散しない状態)されているため、特に問題にならないケースが多いです。
一番問題になるのはアスベスト利用建物を解体する時です。よくあるのは一戸建ての屋根や壁にアスベストが含まれたものを使っていた場合などですが、この場合手作業となるため解体費が通常より高額となります。

アスベストの利用されている場所
 ・アスベスト含有成型板・・・個人的には屋根・壁材が多いとおもいます(解体時のみ注意)
 ・吹付けアスベスト・・・一般的に鉄骨に直接アスベストを吹き付けているケースが多い。(解体時注意)