●任意売却中にやるべきこと
①お金を貯める
物件売却後から新たな生活がはじまります。
任意売却は通常の売却と違い売却に関する費用は基本的にかかりません。
また、多くの金融機関で引越し費用も売却代金の中から捻出してもらえるのでかなり有利な条件が揃っています。
しかし、今後のより早い生活再生を考えれば貯蓄できるうちに貯蓄をしておくというのがベストであると思います。 任意売却中は家賃（住宅ローン返済）が発生しませんので家賃分（住宅ローン返済分）全額まではいかないとしても相応な分は貯蓄に回していただき次の生活に備えたいところです。
②差押が付かないよう気をつける
この辺のアドバイスがもらえるかどうかは不動産業者によって大きく分かれます。
よくあるケースですが、不動産を所有されている方が税金の滞納等を長期間でされている場合、所有物件に差押がついてしまう場合多くあります。
付いたのが固定資産税等の差押えであればまだ対応は可能ですが、他の返済中の債務による差押えが入った場合は、当然売却に支障がでますのでそのような事態が起こらないようご注意ください。
③次の住まいの目途をつける
販売開始から引渡までの間は以外と時間に余裕がないものです。 任意売却の場合、通常の不動産売買と変わりませんのである程度お互いの合意により引渡日を決定することが出来ますが、それでも契約から１～２カ月の間に引渡となります。
販売が開始しましたら少なくとも次にどこに住むかの見当は付けておきたいものです。